就職活動、それでも迷う、その③

先日、インターンシップでグループワークをしました。”どうしたら人は物にお金を払うにのか?”というテーマで考えてもらいました。

”100円の黒ボールペンと5,000円の黒ボールペンのどちらを買いますか?”ほぼすべての回答が100円の黒ボールペン買いますというでした。これは、同じ黒ポールペンなら、安い方を買うというのは合理的な判断です。これはどうしてか?人は、同じ機能なら経済的に安価な物を購買した方が家計的には中長期的に適切な判断です。

”それでは、第一志望の企業の最終面接で黒ボールペン持参が絶対必要だとします。ところが、当日忘れたことを会場で気づきました。急いでコンビニに行きました。5,000円の黒ボールペンと100円の赤ポールペンしかありませんでした。どちらを買いますか?”この回答は、多くが5,000円の黒バールペンが購入すると回答しました。どうしてですかた聞くと、人生にの中で大事な入社試験で赤ボールペンで書くと非常識だと落とされるから。黒ボールペンで書かないと試験にパスすることができないから、5,000円の支出は安い物です。

最初の質問と次の質問で何が違いますか?ポールペンという商品の機能だけを考えると安い物を購買するが、人生で必要な時には高くでも購買する。人は商品の機能ではなく、商品の性能の比較ではなく、その人にとって商品の価値による商品を購買する、ということがわかります。これは就職活動でも同じことが言えませんか?