就職活動、それでも迷う、その②
先日、会社主催のインターンシップを開催しました。文化系、技術系の学生さんが20名ばかり集い、あるテーマでバックキャスティンングで妄想し、思考することで、製品の新しい価値を創造してみようという取り組みをしました。本当は企業のいいところやフォーキャスティングで思考して製品の現在価値を考えるようにした方が、就職というイベントに関しては、企業も学生さんもプラスになると考えます。でも、これでは現在の数字、例えば企業業績や製品イメージをよくして生き残りたいという企業側の論理が先行して、未来を考えて、よりよい道を選択しようとする学生さんと見ている時間軸の方向が違うので、学生さんは企業は何を求めているのだろうと、迷うのではないか?企業の推し進める論理は、学生の知りたいこと、要望や目線に合っていないのではないかと思われます。
それでは、何を企業はメッセージを出すべきか、学生さんはどのようなメッセージを受け取るようにしたらよいか、インターンシップで行った事例から解説をしていきます。